あなたのタコツボは?

ブログを始めて、このことは早めに書いておきたい!と思っておりました。なぜならこのおかげで今の私があるからなのです!

「朝活」という言葉を聞いたことありますか?
単純に言えば朝、活動することです。
なんだ大したこと無いじゃないかとお思いでしょう。
ただ単に活動するのではなく、仲間と時間を共有して何かを行います。←ここがミソです。

私がこれまで参加してきた朝活にはこんなものがあります。
・テーマ(話すエピソード)を事前に決めておいて、各々お話する「ゆるい朝活」。
・読んだ本の書評を披露し合う「読書会」。
・読書会をプレゼン形式で行い、オーディエンスが評価する「ビブリオバトル
・早朝の映画館を借り、上映形式でマーケティングを勉強する「勝手にマーケティング大学SCHOOL by FILM ETHOD
・スピーカーの得意分野や身の回りの関心ごとをプレゼン、ディスカッションする「早朝勉強会LearnyBirds
・倫理法人会の「モーニングセミナー」←NEW!

また、参加経験がありませんが、他にも
・資格などの自習勉強を仲間で行う(ただひたすら勉強だけだそうです)勉強会。
・本の書評に加え、読んだ本を持ち寄り交換しあう「ブクブク交換」
・神社にお参りする「カミカツ」
・ベンチャー企業の事業実績をプレゼンする「モーニングピッチ」
などなど企画だけでも様々なものがあります。

また、活動の時間は朝だけでなく、昼や夜にも実施しているものもあります。(これは後日)
朝の時間は、出勤前という時間の制約があります。なので短時間集中を伴うのが朝活の特徴でもあります。

私、朝活や夜の勉強会などに参加していてあることに気付きました。
参加している皆さんはそれぞれ違う業界で活躍しています。よく、”異業種”なんて言葉で言い表したりしますね。
※主婦の方も主婦業、学生の方も学業とつくので、業界で括ってもOK!?
それぞれの業界で日々しのぎを削り、 活躍されています。
朝活に参加していて、それぞれの業界は、業界ごとのタコツボなのだ。と気付きました。
飲食業界という札の貼られたタコツボもあれば、医療業界や流通、エネルギーと業界ごとの札が貼られたタコツボがアタマに浮かんできました。
そのツボの中で、競合と切磋琢磨しているのです。ツボの中で技術やサービスを生み出しています。
朝活に参加されている方は、そんなタコツボからひょっこり顔を出し合って、おしゃべりしたり、本の感想を言い合ったり、神社にお参りしたりしています。この”ひょっこり顔を出し合っている”時間が私にとって凄く居心地のいい空間・時間でした。
初めて参加しても笑顔で迎えてくれる。言葉に詰まっても主催の方(ファシリテーター)がフォローしてくれる。気軽にfacebookで友達つながりし合える。そんな空間です。
私は人と会うこと、お話聞くことが大好物ですから、参加者以上にワクワクしていたのは言うまでもありません。

窮屈に気付いたら顔を出してみよう!
それぞれが活躍しているステージ、業界(=タコツボ)は社会に無くてはならないものです。
しかしタコツボの広さは様々です。広いツボもあれば狭いツボもあります。どれがいい/悪いというのは一概にありません。
例えばひたすらストイックに技術を追い求めるような業界は狭いが底が深い。ということもあるのではないでしょうか。
しかし、時々仕事のストレスや人間関係などで”窮屈に”感じることはありませんか?
もし窮屈に感じたことがあるなら、気軽に参加してみてください。ツボからひょっこり顔を出してみてください。
視野が広がります。視点や視座も今までとは違う見方があると気付けます。
さらに参加している方は、わざわざ好き好んで朝早くから家を出て集まっている”ちょっと変わったまともな人”揃いで悪い人はいません。朝から泥棒さんはいないのです。むしろ参加者は朝早めに起きて参加するぞ!と上昇志向、モチベーションが高く、エネルギッシュです。
・早朝
・上昇志向
・モチベーション
・エネルギッシュ
なんてハードル高そうな単語を並べてしまいましたが、緩く書けば、
・同じ目的を持って、共有し合うだけの時間
です。でもこれって何か会社で聞いたりしませんか?
社内一丸となって、ベクトルを合わせて目標達成するぞー!→実際はみんなバラバラで仕事の一体感がない。
↑これです!コレコレ!これの本来成す姿を体感できます。
不思議ですよね~(お金という意味の)利益を生むべき会社でできなくて、利益を出さない朝活でできているなんて!(企業研修にいかがですか?)
眠たくても構いません。ちょっとの早起きが大きな一歩になります。さらに、何でこんなに朝から元気なんだろ?と疑問に持ち、発見するところから始めても面白いと思います。そのうちマネしちゃいたくなるはずです。
余談ですが、思うに漫画家さんや作家業の方なんて参加されてもいいのかな、なんて思ったりするのです。連載に追われ、ストイックに机にかじりついて、なんて聞くと狭いタコツボを想像します。ひょっこり顔を出して読者とこっそりコミュニケーションしても刺激になるはずです。
明日はもう少しどんなものがあるのか、私がどう変わっていったのか、体験を交えつつ紹介したいと思います。