社会をよくする、楽しくする

地方の衰退と少子化に危機感を覚え、2013年夏に地元静岡へ戻って来ました。
これからは地方の活性化と子孫繁栄に残りの人生を捧げます! なんて大きなこと書くと周りから引かれてしまいますが、自身の強みと持ち前のマイペースで活動していきまっす!(・ω<)ゞ

タグ:僕に友だちいない

はみ出し者の僕に
 瀧本哲史著「君に友だちはいらない」ようやく読了しました。なんせ遅読な上に、最近では読書中に考え事しだしたりするので頭に入ってこない(^^ゞ読んでることがノイズになってしまうのか考え事が集中できるという不可思議。
図書館で借りたのですが、延長してリミットきて、再貸出してもらって、最後の方は集中するために歩きながら読んだり庭で立ち読みしたり。そうまでしないと読めないなら、そもそも読まなくていいじゃないか!?なんて突っ込まれそうですね。
それでも完読したかったのです。何故なら私の考えに合点がいくことばかり書いてあるのですから。とても励まされました。

コモディティ化という言葉、知ってますか?
 この本には、ビジネス用語のようなキーワードがいくつも出てきます。なのでよく理解していない用語はスマホ片手に用語の意味をちょっと調べるといいでしょう。
そのうちの1つ、コモディティ化。日用品という意味ですが、商品やサービスの陳腐化を表します。最初は価値があったとしても、競合が同じ商品をさらに安く作り、価値が下がってしまうことです。
商品やサービスだけでなく、個人さえもコモディティ化が進んでいる、と著者は述べています。そしてそういった人材がブラック企業に搾取されていくのだと。
では立ち向かうには労働組合を作って必死に抵抗する!?遅いかもしれないけど必死にビジネス勉強して天才的な商才を発揮して独立する!?すべての人がうまくいけばいいですが、そんな甘い話はありません。
著者は弱者ことチームの力を利用せよ!とまとめています。
よく天才的な人物によって圧倒的な成果を残した。という話がありますが、それは幻想であり演出としても1人にフォーカスしたほうが伝えやすいからだそうです。なるほどそうですよね。
中学生の時、「法隆寺を建てたのは誰か?」という質問に「宮大工」と答えて怒られたのを思い出しました。
答えを”聖徳太子”にしたいのなら、問い方は「法隆寺の建築を企画したのは誰か?」でしょうね。
「聖徳太子と宮大工たち」なんてカルロス・トシキとオメガドライブみたいな答え方しても○はもらえてなかっただろうな。ひねくれてたんじゃなくて素直に答えたのですよ。
横道それましたが、ここで七人の侍が出てきます。本の装丁にも出てくるあの七人の侍です。

これからの時代に生きる人へのバイブル
 エスタブリッシュメント、今までの資本主義社会。私は封建的な組織や保守的な考え方にどうやら馴染めないようです。マイナス思考、慎重、できない理由。こういうことばっかり掘り下げる空気がそもそもダメみたいです。
それでもチームとしてこういった思考を持つ「エルフ」の存在は必要だと説きます。たしかにそうですよね。イケイケドンドンだけじゃあ成功も読み誤れば大損害に着地します。
またウィークタイズ(弱いつながり)を活用してチームを作れともあります。
プロジェクトごと、それが終わったら解散。そんなチームです。
これからの時代を生きたい、すなわち世代交代によって訪れるパラダイムシフト、社会の変革に取り残されないために、我々の親の時代の常識を捨て、我々で作るのだと。
そういえば社会に出て、はじめに気付いたこと。それは家庭内の常識が社会では非常識、通用しないということでした。親・家庭の保護下、育てられてきた環境のまさに殻を破って出た世界は広くて複雑でした。
そしてまた、同じようなことが訪れるということでしょうか。今までの社会の常識がパラダイムシフトによって非常識になっていく時代になるのです。今までの社会が悪者になるというわけではありません。通用しなくなるだけです。
1節を引用させていただきます。
人間は合理的に動いていない組織に長期間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく。そういう組織に順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応できなければ精神を病むことになる。
順応しきってしまった人は自覚症状を持つことができないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。
きっと、必死にしがみつく人が大勢出るはずです。でもそれは、倒れる木にしがみついている姿にほかなりません。
我々は新しい時代の木に移る必要があるのです。
「君に友だちはいらない」。なぜこのタイトルなのかは読んだ人はもうわかってらっしゃるかと思います。
そしてこのタイトルは私にもピッタリでした。なぜならそもそも「僕に友だちはいない」からです。
いない、いなくてもよかった理由がまさに記してあった、そんな1冊でした。

はみ出し者の僕に
 瀧本哲史著「君に友だちはいらない」ようやく読了しました。なんせ遅読な上に、最近では読書中に考え事しだしたりするので頭に入ってこない(^^ゞ読んでることがノイズになってしまうのか考え事が集中できるという不可思議。
図書館で借りたのですが、延長してリミットきて、再貸出してもらって、最後の方は集中するために歩きながら読んだり庭で立ち読みしたり。そうまでしないと読めないなら、そもそも読まなくていいじゃないか!?なんて突っ込まれそうですね。
それでも完読したかったのです。何故なら私の考えに合点がいくことばかり書いてあるのですから。とても励まされました。

コモディティ化という言葉、知ってますか?
 この本には、ビジネス用語のようなキーワードがいくつも出てきます。なのでよく理解していない用語はスマホ片手に用語の意味をちょっと調べるといいでしょう。
そのうちの1つ、コモディティ化。日用品という意味ですが、商品やサービスの陳腐化を表します。最初は価値があったとしても、競合が同じ商品をさらに安く作り、価値が下がってしまうことです。
商品やサービスだけでなく、個人さえもコモディティ化が進んでいる、と著者は述べています。そしてそういった人材がブラック企業に搾取されていくのだと。
では立ち向かうには労働組合を作って必死に抵抗する!?遅いかもしれないけど必死にビジネス勉強して天才的な商才を発揮して独立する!?すべての人がうまくいけばいいですが、そんな甘い話はありません。
著者は弱者ことチームの力を利用せよ!とまとめています。
よく天才的な人物によって圧倒的な成果を残した。という話がありますが、それは幻想であり演出としても1人にフォーカスしたほうが伝えやすいからだそうです。なるほどそうですよね。
中学生の時、「法隆寺を建てたのは誰か?」という質問に「宮大工」と答えて怒られたのを思い出しました。
答えを”聖徳太子”にしたいのなら、問い方は「法隆寺の建築を企画したのは誰か?」でしょうね。
「聖徳太子と宮大工たち」なんてカルロス・トシキとオメガドライブみたいな答え方しても○はもらえてなかっただろうな。ひねくれてたんじゃなくて素直に答えたのですよ。
横道それましたが、ここで七人の侍が出てきます。本の装丁にも出てくるあの七人の侍です。

これからの時代に生きる人へのバイブル
 エスタブリッシュメント、今までの資本主義社会。私は封建的な組織や保守的な考え方にどうやら馴染めないようです。マイナス思考、慎重、できない理由。こういうことばっかり掘り下げる空気がそもそもダメみたいです。
それでもチームとしてこういった思考を持つ「エルフ」の存在は必要だと説きます。たしかにそうですよね。イケイケドンドンだけじゃあ成功も読み誤れば大損害に着地します。
またウィークタイズ(弱いつながり)を活用してチームを作れともあります。
プロジェクトごと、それが終わったら解散。そんなチームです。
これからの時代を生きたい、すなわち世代交代によって訪れるパラダイムシフト、社会の変革に取り残されないために、我々の親の時代の常識を捨て、我々で作るのだと。
そういえば社会に出て、はじめに気付いたこと。それは家庭内の常識が社会では非常識、通用しないということでした。親・家庭の保護下、育てられてきた環境のまさに殻を破って出た世界は広くて複雑でした。
そしてまた、同じようなことが訪れるということでしょうか。今までの社会の常識がパラダイムシフトによって非常識になっていく時代になるのです。今までの社会が悪者になるというわけではありません。通用しなくなるだけです。
1節を引用させていただきます。
人間は合理的に動いていない組織に長期間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく。そういう組織に順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応できなければ精神を病むことになる。
順応しきってしまった人は自覚症状を持つことができないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。
きっと、必死にしがみつく人が大勢出るはずです。でもそれは、倒れる木にしがみついている姿にほかなりません。
我々は新しい時代の木に移る必要があるのです。
「君に友だちはいらない」。なぜこのタイトルなのかは読んだ人はもうわかってらっしゃるかと思います。
そしてこのタイトルは私にもピッタリでした。なぜならそもそも「僕に友だちはいない」からです。
いない、いなくてもよかった理由がまさに記してあった、そんな1冊でした。

はみ出し者の僕に
 瀧本哲史著「君に友だちはいらない」ようやく読了しました。なんせ遅読な上に、最近では読書中に考え事しだしたりするので頭に入ってこない(^^ゞ読んでることがノイズになってしまうのか考え事が集中できるという不可思議。
図書館で借りたのですが、延長してリミットきて、再貸出してもらって、最後の方は集中するために歩きながら読んだり庭で立ち読みしたり。そうまでしないと読めないなら、そもそも読まなくていいじゃないか!?なんて突っ込まれそうですね。
それでも完読したかったのです。何故なら私の考えに合点がいくことばかり書いてあるのですから。とても励まされました。

コモディティ化という言葉、知ってますか?
 この本には、ビジネス用語のようなキーワードがいくつも出てきます。なのでよく理解していない用語はスマホ片手に用語の意味をちょっと調べるといいでしょう。
そのうちの1つ、コモディティ化。日用品という意味ですが、商品やサービスの陳腐化を表します。最初は価値があったとしても、競合が同じ商品をさらに安く作り、価値が下がってしまうことです。
商品やサービスだけでなく、個人さえもコモディティ化が進んでいる、と著者は述べています。そしてそういった人材がブラック企業に搾取されていくのだと。
では立ち向かうには労働組合を作って必死に抵抗する!?遅いかもしれないけど必死にビジネス勉強して天才的な商才を発揮して独立する!?すべての人がうまくいけばいいですが、そんな甘い話はありません。
著者は弱者ことチームの力を利用せよ!とまとめています。
よく天才的な人物によって圧倒的な成果を残した。という話がありますが、それは幻想であり演出としても1人にフォーカスしたほうが伝えやすいからだそうです。なるほどそうですよね。
中学生の時、「法隆寺を建てたのは誰か?」という質問に「宮大工」と答えて怒られたのを思い出しました。
答えを”聖徳太子”にしたいのなら、問い方は「法隆寺の建築を企画したのは誰か?」でしょうね。
「聖徳太子と宮大工たち」なんてカルロス・トシキとオメガドライブみたいな答え方しても○はもらえてなかっただろうな。ひねくれてたんじゃなくて素直に答えたのですよ。
横道それましたが、ここで七人の侍が出てきます。本の装丁にも出てくるあの七人の侍です。

これからの時代に生きる人へのバイブル
 エスタブリッシュメント、今までの資本主義社会。私は封建的な組織や保守的な考え方にどうやら馴染めないようです。マイナス思考、慎重、できない理由。こういうことばっかり掘り下げる空気がそもそもダメみたいです。
それでもチームとしてこういった思考を持つ「エルフ」の存在は必要だと説きます。たしかにそうですよね。イケイケドンドンだけじゃあ成功も読み誤れば大損害に着地します。
またウィークタイズ(弱いつながり)を活用してチームを作れともあります。
プロジェクトごと、それが終わったら解散。そんなチームです。
これからの時代を生きたい、すなわち世代交代によって訪れるパラダイムシフト、社会の変革に取り残されないために、我々の親の時代の常識を捨て、我々で作るのだと。
そういえば社会に出て、はじめに気付いたこと。それは家庭内の常識が社会では非常識、通用しないということでした。親・家庭の保護下、育てられてきた環境のまさに殻を破って出た世界は広くて複雑でした。
そしてまた、同じようなことが訪れるということでしょうか。今までの社会の常識がパラダイムシフトによって非常識になっていく時代になるのです。今までの社会が悪者になるというわけではありません。通用しなくなるだけです。
1節を引用させていただきます。
人間は合理的に動いていない組織に長期間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく。そういう組織に順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応できなければ精神を病むことになる。
順応しきってしまった人は自覚症状を持つことができないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。
きっと、必死にしがみつく人が大勢出るはずです。でもそれは、倒れる木にしがみついている姿にほかなりません。
我々は新しい時代の木に移る必要があるのです。
「君に友だちはいらない」。なぜこのタイトルなのかは読んだ人はもうわかってらっしゃるかと思います。
そしてこのタイトルは私にもピッタリでした。なぜならそもそも「僕に友だちはいない」からです。
いない、いなくてもよかった理由がまさに記してあった、そんな1冊でした。

はみ出し者の僕に
 瀧本哲史著「君に友だちはいらない」ようやく読了しました。なんせ遅読な上に、最近では読書中に考え事しだしたりするので頭に入ってこない(^^ゞ読んでることがノイズになってしまうのか考え事が集中できるという不可思議。
図書館で借りたのですが、延長してリミットきて、再貸出してもらって、最後の方は集中するために歩きながら読んだり庭で立ち読みしたり。そうまでしないと読めないなら、そもそも読まなくていいじゃないか!?なんて突っ込まれそうですね。
それでも完読したかったのです。何故なら私の考えに合点がいくことばかり書いてあるのですから。とても励まされました。

コモディティ化という言葉、知ってますか?
 この本には、ビジネス用語のようなキーワードがいくつも出てきます。なのでよく理解していない用語はスマホ片手に用語の意味をちょっと調べるといいでしょう。
そのうちの1つ、コモディティ化。日用品という意味ですが、商品やサービスの陳腐化を表します。最初は価値があったとしても、競合が同じ商品をさらに安く作り、価値が下がってしまうことです。
商品やサービスだけでなく、個人さえもコモディティ化が進んでいる、と著者は述べています。そしてそういった人材がブラック企業に搾取されていくのだと。
では立ち向かうには労働組合を作って必死に抵抗する!?遅いかもしれないけど必死にビジネス勉強して天才的な商才を発揮して独立する!?すべての人がうまくいけばいいですが、そんな甘い話はありません。
著者は弱者ことチームの力を利用せよ!とまとめています。
よく天才的な人物によって圧倒的な成果を残した。という話がありますが、それは幻想であり演出としても1人にフォーカスしたほうが伝えやすいからだそうです。なるほどそうですよね。
中学生の時、「法隆寺を建てたのは誰か?」という質問に「宮大工」と答えて怒られたのを思い出しました。
答えを”聖徳太子”にしたいのなら、問い方は「法隆寺の建築を企画したのは誰か?」でしょうね。
「聖徳太子と宮大工たち」なんてカルロス・トシキとオメガドライブみたいな答え方しても○はもらえてなかっただろうな。ひねくれてたんじゃなくて素直に答えたのですよ。
横道それましたが、ここで七人の侍が出てきます。本の装丁にも出てくるあの七人の侍です。

これからの時代に生きる人へのバイブル
 エスタブリッシュメント、今までの資本主義社会。私は封建的な組織や保守的な考え方にどうやら馴染めないようです。マイナス思考、慎重、できない理由。こういうことばっかり掘り下げる空気がそもそもダメみたいです。
それでもチームとしてこういった思考を持つ「エルフ」の存在は必要だと説きます。たしかにそうですよね。イケイケドンドンだけじゃあ成功も読み誤れば大損害に着地します。
またウィークタイズ(弱いつながり)を活用してチームを作れともあります。
プロジェクトごと、それが終わったら解散。そんなチームです。
これからの時代を生きたい、すなわち世代交代によって訪れるパラダイムシフト、社会の変革に取り残されないために、我々の親の時代の常識を捨て、我々で作るのだと。
そういえば社会に出て、はじめに気付いたこと。それは家庭内の常識が社会では非常識、通用しないということでした。親・家庭の保護下、育てられてきた環境のまさに殻を破って出た世界は広くて複雑でした。
そしてまた、同じようなことが訪れるということでしょうか。今までの社会の常識がパラダイムシフトによって非常識になっていく時代になるのです。今までの社会が悪者になるというわけではありません。通用しなくなるだけです。
1節を引用させていただきます。
人間は合理的に動いていない組織に長期間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく。そういう組織に順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応できなければ精神を病むことになる。
順応しきってしまった人は自覚症状を持つことができないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。
きっと、必死にしがみつく人が大勢出るはずです。でもそれは、倒れる木にしがみついている姿にほかなりません。
我々は新しい時代の木に移る必要があるのです。
「君に友だちはいらない」。なぜこのタイトルなのかは読んだ人はもうわかってらっしゃるかと思います。
そしてこのタイトルは私にもピッタリでした。なぜならそもそも「僕に友だちはいない」からです。
いない、いなくてもよかった理由がまさに記してあった、そんな1冊でした。

はみ出し者の僕に
 瀧本哲史著「君に友だちはいらない」ようやく読了しました。なんせ遅読な上に、最近では読書中に考え事しだしたりするので頭に入ってこない(^^ゞ読んでることがノイズになってしまうのか考え事が集中できるという不可思議。
図書館で借りたのですが、延長してリミットきて、再貸出してもらって、最後の方は集中するために歩きながら読んだり庭で立ち読みしたり。そうまでしないと読めないなら、そもそも読まなくていいじゃないか!?なんて突っ込まれそうですね。
それでも完読したかったのです。何故なら私の考えに合点がいくことばかり書いてあるのですから。とても励まされました。

コモディティ化という言葉、知ってますか?
 この本には、ビジネス用語のようなキーワードがいくつも出てきます。なのでよく理解していない用語はスマホ片手に用語の意味をちょっと調べるといいでしょう。
そのうちの1つ、コモディティ化。日用品という意味ですが、商品やサービスの陳腐化を表します。最初は価値があったとしても、競合が同じ商品をさらに安く作り、価値が下がってしまうことです。
商品やサービスだけでなく、個人さえもコモディティ化が進んでいる、と著者は述べています。そしてそういった人材がブラック企業に搾取されていくのだと。
では立ち向かうには労働組合を作って必死に抵抗する!?遅いかもしれないけど必死にビジネス勉強して天才的な商才を発揮して独立する!?すべての人がうまくいけばいいですが、そんな甘い話はありません。
著者は弱者ことチームの力を利用せよ!とまとめています。
よく天才的な人物によって圧倒的な成果を残した。という話がありますが、それは幻想であり演出としても1人にフォーカスしたほうが伝えやすいからだそうです。なるほどそうですよね。
中学生の時、「法隆寺を建てたのは誰か?」という質問に「宮大工」と答えて怒られたのを思い出しました。
答えを”聖徳太子”にしたいのなら、問い方は「法隆寺の建築を企画したのは誰か?」でしょうね。
「聖徳太子と宮大工たち」なんてカルロス・トシキとオメガドライブみたいな答え方しても○はもらえてなかっただろうな。ひねくれてたんじゃなくて素直に答えたのですよ。
横道それましたが、ここで七人の侍が出てきます。本の装丁にも出てくるあの七人の侍です。

これからの時代に生きる人へのバイブル
 エスタブリッシュメント、今までの資本主義社会。私は封建的な組織や保守的な考え方にどうやら馴染めないようです。マイナス思考、慎重、できない理由。こういうことばっかり掘り下げる空気がそもそもダメみたいです。
それでもチームとしてこういった思考を持つ「エルフ」の存在は必要だと説きます。たしかにそうですよね。イケイケドンドンだけじゃあ成功も読み誤れば大損害に着地します。
またウィークタイズ(弱いつながり)を活用してチームを作れともあります。
プロジェクトごと、それが終わったら解散。そんなチームです。
これからの時代を生きたい、すなわち世代交代によって訪れるパラダイムシフト、社会の変革に取り残されないために、我々の親の時代の常識を捨て、我々で作るのだと。
そういえば社会に出て、はじめに気付いたこと。それは家庭内の常識が社会では非常識、通用しないということでした。親・家庭の保護下、育てられてきた環境のまさに殻を破って出た世界は広くて複雑でした。
そしてまた、同じようなことが訪れるということでしょうか。今までの社会の常識がパラダイムシフトによって非常識になっていく時代になるのです。今までの社会が悪者になるというわけではありません。通用しなくなるだけです。
1節を引用させていただきます。
人間は合理的に動いていない組織に長期間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく。そういう組織に順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応できなければ精神を病むことになる。
順応しきってしまった人は自覚症状を持つことができないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。
きっと、必死にしがみつく人が大勢出るはずです。でもそれは、倒れる木にしがみついている姿にほかなりません。
我々は新しい時代の木に移る必要があるのです。
「君に友だちはいらない」。なぜこのタイトルなのかは読んだ人はもうわかってらっしゃるかと思います。
そしてこのタイトルは私にもピッタリでした。なぜならそもそも「僕に友だちはいない」からです。
いない、いなくてもよかった理由がまさに記してあった、そんな1冊でした。

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